スマートフォンとは?

スマートフォンの特徴

スマートフォンイメージ近年、スマートフォンユーザーが爆発的に増加しています。
スマートフォンとは、全世界で提供されているグローバルな端末です。 一方で、日本のメーカーが国内市場だけで提供している所謂一般的な携帯電話を、国内独自で機能が進化した事から、 ガラパゴスケータイ(通称ガラケー)と呼称する事があります。

スマートフォンの特徴としては、 パソコンに近いインターネット接続機能や、音楽や動画も従来のガラケーなどよりも大容量で多様なフォーマットに対応しています。 「アプリ」と呼ばれるプログラムも、処理能力に余裕があり、高機能です。
また、スケジュールのような個人情報管理など、パソコンで行える様な、多種多様な機能を持っています。 つまり、ガラケーは「電話に様々な機能を追加していったもの」という認識に対し、スマートフォンは、 「電話の機能が付いた小型パソコン」といった認識になります。
また、前述した「アプリ」を端末に追加していく事によって、いろんなサービスを利用する事ができるようになり、自身の好みに合った携帯端末を作り上げる事が可能なのも、スマートフォンの大きな特徴です。

現在の代表的なスマートフォンとして、iPhoneや、Androidを搭載した端末(ドコモのXperiaやGALAXY Sなど)があります。 それぞれのOSや端末によって特性が違いますので、ある程度それぞれの機能などを調べてから端末を購入するのがポイントです。

Androidとiphone

日本国内における2大スマートフォンOS

スマートフォンはパソコンと同じく、OSが搭載されています。 OSにはいろんな種類がありますが、中でもAndroidとiOS(iPhone)が主力となっています。 パソコンに例えるなら、AndroidがWindows、iOSがMacOSの様な位置づけと言えばイメージがしやすいでしょうか。 ちなみに2014年現在、スマートフォン用のOSとしては、Androidが世界では断トツのトップシェア(81%)ですが、日本国内ではiOS(iPhone)が53.2%と過半数を上回るシェアでトップです。 それぞれ特色があるので、実際に触ってみて自身にあったものを選ぶとよいでしょう。

Android OS

Googleが開発した携帯端末用OS

アンドロイドよく勘違いされる事ですが、Android(アンドロイド)は端末名やメーカー名では無く、Android社を買収したGoogleが開発したOSで、 前述したSONYのXperia(エクスペリア)やSHARPのAQUOS PHONEなどといったAndroid端末と言われるスマートフォンや、タブレット端末に搭載されています。
Androidは様々な種類のスマートフォンに搭載されているので、基本的にAndroid端末同士であれば、 キャリア(携帯電話の通信サービスを提供している会社)が変わっても、同じアプリやサービスを利用する事が可能です。
また、Androidは進化が早く、最初のXperiaの発売当時(2010年4月)はOSのバージョンが1.6でしたが、 2.1→2.2→2.3とハイスピードでバージョンアップを繰り返し、現在ではAndroid4.3が主流となっています(2015年1月現在では、一部の機種で最新Android5.0が採用されてます。

iOS

Appleのスマートフォン・iPhoneに搭載されているOS

アイオーエスiOSとは、iPhone、iPod touch、iPadに搭載されているOSの名称で、Androidとは真逆で基本的にAppleの提供する端末にしか搭載されておらず、 ハードからOSまで全てをApple一社で開発する、他社のOSには無い、独特のスタイルで固定ファンが多いのが特徴です。
日本でもiPhoneは大人気で、最初にiPhoneが登場した2008年から現在までSoftBankが独占的に販売を行なってきましたが、iPhone4Sからは、KDDI(au)でも販売が開始され、大きな話題を呼びました。iPhone5Sからはdocomoでも販売が開始され、国内主力キャリア全てでiPhoneが購入できるようになりました。改めて日本国内でのiPhoneの人気の高さが覗えます。