スマートフォンサイトは通常ホームページのスリム版
スマートフォンは所謂ガラケーとは違い、基本的にフルブラウザですので、パソコン用のホームページを閲覧する事ができます。
では何故、各企業・店舗の方々はわざわざスマートフォン用にホームページを対応させるのでしょうか?
スマートフォンの画面は、パソコンのそれと比べて小さく狭いものです。
そんな画面に、パソコン用に作成されたホームページが表示されたら・・・?
右の画像は、Yahoo!のTOPページをスマートフォン(iPhone)で閲覧した時の画面です。
普段見慣れているYahoo!のTOPページよりもシンプルで、小さい画面でも見やすくなっているのが分かるかと思います。 この様に、スマートフォンユーザーがスムーズにホームページを閲覧できる様に、通常のパソコン用のホームページをスリムにしたものが、スマートフォンサイトです。
では、スマートフォンサイトを構築する事で得られるメリットを考察してみましょう。
スマートフォンサイトを構築するメリット
1.スマートフォンはいつでもインターネットが利用できるので、サービスを手軽に伝える事ができる
Web閲覧端末で最も手軽で普及率が高いスマートフォン。 いつでもどこでも情報収集が可能なので、スマートフォンサイトを構築する事で、事業サービスを潜在顧客にアピールできます。
2.スムーズで快適なWebサイト閲覧での顧客確保
画面解像度や通信速度の制限、タッチパネルでの操作等により、通常のパソコン用ホームページはスマートフォンでは快適な閲覧が難しく、ストレスを感じたユーザーは離れてしまいます。 なので、スマートフォンに最適化されたホームページで、ビジネスチャンスを逃しません。
3.電話等でのお問合わせで見込み客のアプローチ
スマートフォンだとダイレクトに電話ができたり、GPSを利用した店舗案内ができたりと、見込み客からのお問合わせ・新規顧客の増加が期待できます。
スマートフォンサイトの現状
「今」は、競合他社に一歩リードする絶好のチャンス!
上の円グラフは、企業・店舗でホームページ運営に携わっている担当者にアンケートをとった結果です。
まず左のグラフを見て分かる通り、現在スマートフォンサイト対応者は2割程度にとどまっています。
約7割の方がスマートフォン対応はまだしていないと答えています。
しかし、そんな中でも、 「今後対応していく必要がある・対応していくつもりである」 「スマートフォンユーザーの増加に伴い、増えて行くと思う」 と回答した企業・店舗は実に50%以上を占めていました。
続いて右のグラフですが、実際に問い合わせが増えたり、ホームページ上での売り上げが上がった等、 効果があったと実感できている企業・店舗は実に6割にものぼっています。
その大きな理由の一つとしては、スマートフォンの利用者の数に対して、対応している企業・店舗がまだ少ないから、と考えられます。
つまり、スマートフォンユーザーが増加していて、まだスマートフォン対応をしていない企業・店舗が多い「今」は、 競合他社に一歩リードする絶好のチャンスと言えるでしょう。
通常のホームページとスマートフォンサイトの違い
スマートフォンには多くの制限がある!
1.Flashが使用できない(Androidは4.0まで可能)
2.ポップアップウィンドウが開かない
3.ファイルのアップロード・ダウンロードができない(Androidはダウンロードのみ可能)
4.画像の容量に制限がある
5.使えるフォントの種類に制限がある
スマートフォンには上記の様な制限がある為、操作性以外の点においても、パソコン用の通常ホームページが満足に表示されない可能性が非常に大きいという事です。