WordPressのバージョンを確認することは非常に重要です。
今回はアイジスにもよくお問い合わせがあるWordPressのバージョンの確認の方法をご案内します。
WordPressの古いバージョンにはセキュリティホール、脆弱性があるため不正アクセスされたり、サイトが改ざんされるリスクがあります。
目次
なぜWordPressのバージョンが重要なのか
インターネット上での悪意のある攻撃の大半は、セキュリティホールや脆弱性を放置している古いバージョンのソフトウェア、システムで運用されているサイトに対して仕掛けられます。
それはWordPressも例外ではありません。WordPressはそれに対抗するためにセキュリティの強化、脆弱性の修正などが頻繁におこなわれています。
またバージョンアップすることで新しい機能が使えるようになることがあります。
例えばWordPress5.0からブロックエディタが使用できるようになり、WordPress5.5からXMLサイトマップの自動生成の機能が追加されました。
更にWordPressの拡張機能であるプラグインもバージョンによって、使用できる、使用できないがあります。このことがWordPressをバージョンアップした際の不具合発生の一因になるケースがあります。
「セキュリティ対策」と「新機能を利用する」と「プラグインの正常動作」
この上記3つのためにWordPressのバージョン管理は重要なのです。
WordPressのアップデートの種類
WordPressの更新には「メジャーアップデート」と「マイナーアップデート」の2種類があります。
メジャーアップデート
メジャーアップデートはバージョンの1桁目、2桁目が変化する更新のことです。
例えばWordPress5.8→5.9や5.9→6.0になったりすることを指します。
メジャーアップデートは「新機能の追加」「仕様変更」「セキュリティの強化」「不具合修正」などがおこなわれます。
マイナーアップデート
マイナーアップデートはバージョンの3桁目が変化する更新になります。
例えばWordPress5.8.1→5.8.2になることですね。
マイナーアップデートでおこなわれるのは「セキュリティ強化」「不具合の修正」だけです。
バージョンアップのメリット
バージョンアップをおこなう主なメリットは以下の4点です。
- セキュリティ的に安心できる
- 不具合を解消できる
- 最新のテーマ、プラグインに対応
- より使いやすくなる
バージョンアップのメリットととしてはこのようになっています。
特にセキュリティや不具合の解消はサイトを運営していく上で非常に重要なことですね。
WordPressのバージョンを確認する3つの方法
1.管理画面右下で確認
もっとも手軽にWordPressのバージョンを確認する方法です。自分のサイトのバージョン確認はログインするだけでわかります。
2.ダッシュボードの更新で確認
ダッシュボード→更新をひらくと現在のバージョンが確認できます。
3.サイトヘルスで確認
管理画面のツール→サイトヘルスでも確認できます。
現在の最新バージョンは6.0.1
本記事執筆時点（2022年8月5日）でのWordPress最新バージョンは6.0.1です。
上記方法でバージョンは確認できますので、ご自身のサイトのWordPressのバージョンも確認してみることをオススメいたします。
古いバージョンだった場合は早急にバージョンアップすることをオススメいたします。
しかしバージョンアップ後に不具合が発生するケースが非常に多いため、まずはバックアップをとっていつでも現在のサイトに戻せるよう環境を整えてからバージョンアップすることが大事です。
WordPressサポートではバージョンアップにももちろん対応いたしますので、操作に不安がある方はお気軽にご相談ください。
TEL:06-4805-7879
受付：平日10時～18時
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